2017年10月20日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・41週(10月9日〜10月15日)

【定点把握の対象となる5類感染症】

定点医療機関からの報告総数は516人(定点当たり17.7)で、前週比87%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は流行性耳下腺炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【咽頭結膜熱】
報告数は46人(1.3)で、前週比98%と横ばいであったが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.72)の約1.8倍である。
都城(5.5)、小林(1.3)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【RSウイルス感染症】
報告数は93人(2.6)で、前週比60%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)と同率である。
延岡(7.8)、高千穂(6.0)、日向(4.5)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月20日更新)