2020年01月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2019年第52週(12/23~12/29)
2020年第1週(12/30~1/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第52週
定点医療機関からの報告総数は2,223人(定点あたり46.9)で、前週(第51週)比118%と増加した。
前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病である。

第1週
定点医療機関からの報告総数は1,236人(定点あたり24.8)で、前週(第52週)比53%と減少した(年末年始の休診含む)。
前週に比べ増加した主な疾患はなく、減少した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【インフルエンザ】
報告数は1,001人(17.0)で、前週(第52週)比68%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(23.7)の約0.7倍である。
都城(42.2)、高千穂(18.5)保健所からの報告が多く、年齢別では10歳未満が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は126 人(3.5)で、前週(第52 週)比31%と減少しており、例年同時期の定点当たり平均値*(11.1)の約0.3 倍である。
都城(11.3)、中央(6.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~4 歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年1月10日更新)