2018年09月14日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年36週(9/3~9/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は829人(定点当たり26.7)で、前週比102%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は357人(10.2)で、前週比124%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(6.3)の約1.6倍である。
日南(35.3)と中央(13.0)、日向(12.8)、小林(12.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約5割を占めている

報告数は211人(6.0)で、前週比98%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(3.5)の約1.7倍である。
都城(9.5)、日南・日向(各8.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では2歳以下が全体の9割以上を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年9月14日更新)