2020年06月12日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第23週(6/1~6/7)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第23週
定点医療機関からの報告総数は317人(定点当たり8.8)で、前週比112%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は92人(2.6)で、前週比139%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(3.2)の約0.8倍であった。
宮崎市(5.2)、高鍋(3.3)、日南(3.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は4~7歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は142人(3.9)で、前週比112%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(8.8)の約0.5倍であった。
小林(8.7)、中央(7.0)、日南(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は6ヵ月~2歳が全体の約3割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年6月12日更新)