2016年08月19日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・32週(8月8日~8月14日)


◎定点医療機関からの報告総数は565人(定点当たり18.1)で、前週比89%と減少した。
 前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と咽頭結膜熱で、
 減少した主な疾患は感染性胃腸炎とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【流行性耳下腺炎】
報告数は80人(2.2)で、前週比93%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.72)の約3.1倍であった。
延岡、日向(各5.3)、高千穂(5.0)保健所からの報告が多く、年齢別は3~5歳が約半数を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は26人(0.72)で、前週比173%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.92)の約0.8倍であった。
日南(3.3)、高千穂(2.0)、延岡(1.8)保健所からの報告が多く、すべて7歳以下であった(別グラフに示す)。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年8月19日更新)