2018年12月21日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年50週(12/10~12/16)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は794人(定点当たり24.9)で、前週比89%と減少した。
なお、前週に比べ増加した疾患はインフルエンザと水痘で、減少した主な疾患は伝染性紅斑とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は68人(1.2)で、前週比213%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(4.1)の約0.3倍である。
中央(2.5)、宮崎市(2.1)保健所からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約7割を占めている。

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は102人(2.8)で、前週比79%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(2.6)の約1.1倍である。
日向 (4.3)、延岡(4.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では3~7歳が全体の約6割を占めている。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年12月21日更新)