2017年12月01日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・47週(11月20日〜11月26日)

【定点把握の対象となる5類感染症】
・定点医療機関からの報告総数は 820 人(定点当たり 21.8)で、前週 比 101%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患 はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾 患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は 189 人(3.2)で、前週比 278%と増加しており、例年同時期 の定点当たり平均値*(0.13)の約 25 倍である。
日南(21.4)保健所から の報告が多く、年齢別は 5~9 歳が全体の約 4 割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は 321 人(8.9)で、前週比 94%と減少し、例年 同時期の定点当たり平均値*(16.9)の約 0.5 倍である。
都城(13.2)、延岡(10.8)、小林(10.7)保健所からの報告 が多く、年齢別は 1~3 歳が全体の約半数を占めた。

【咽頭結膜熱】
報告数は 63 人(1.8)で、前週比 76%と減少した が、例年同時期の定点当たり平均値*(1.1)の約 1.6 倍である。
中央(8.0)、小林(4.7)、都城(3.2) 保健所からの報告が多く、年齢別は 1~3 歳が全体 の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年12月1日更新)