2019年02月01日

今週の注目される定点把握対象疾患
平成31年4週(1/21~1/27)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は3,936人(定点当たり79.4)で、前週比105%と増加した。
なお、前週に比べ増加した疾患は伝染性紅斑とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は3,210人(55.3)で、前週比101%とほぼ横ばいで、例年同時期の定点当たり平均値*(50.8)の約1.1倍である。
高千穂(68.5)、都城(67.6)、中央 (67.0)、延岡(64.1)保健所からの報告が多く、年齢群別では10歳未満が全体の約5割を占めている。

【感染性胃腸炎】
報告数は469人(13.0)で、前週比116%と増加しており、例年同時期の定点当たり平均値*(11.7)の約1.1倍である。
小林(34.7)、日南(23.0)、都城(20.7)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~3歳が全体の約4割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成31年2月1日更新)