2017年08月15日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・31週(7月31日〜8月6日)

◎定点把握の対象となる5類感染症
定点医療機関からの報告総数は981人(定点当たり29.2)で、前週比86%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【手足口病】
報告数は303人(8.4)で、前週比73%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(6.0)の約1.4倍である。
延岡(15.3)、小林(14.0)、日向(13.0)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~2歳が全体の約7割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は199人(5.5)で、前週比77%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.9)の約1.4倍である。
延岡(15.3)、日向(13.5)、中央(11.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約半数を占めた。

★基幹定点からの報告★
報告なし。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年8月14日更新)