2020年08月14日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第32週(8/3~8/9)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第32週
定点医療機関からの報告総数は318人(定点当たり9.8)で、前週比87%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は特になく、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は75人(2.1)で、前週比79%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値(1.5)の約1.4倍であった。
延岡(7.5)、日南(3.7)、宮崎市(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は2~5歳が全体の約7割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は73人(2.0)で、前週比95%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値(3.0)の約0.7倍であった。
延岡(7.5)、都城(5.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年8月18日更新)