2017年10月13日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成29年・40週(10月2日〜10月8日)

【定点把握の対象となる5類感染症】

定点医療機関からの報告総数は638人(定点当たり20.4)で、前週比89%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性角結膜炎である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【咽頭結膜熱】
報告数は47人(1.3)で、前週比89%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(0.67)の約2.0倍である。
小林(5.3)、都城(4.3)保健所からの報告が多く、年齢別は別グラフに示す。

【RSウイルス感染症】
報告数は156人(4.3)で、前週比76%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.0)の約1.5倍である。
高千穂(18.0)、延岡(13.0)、日向(5.8)保健所からの報告が多く、年齢別は6ヶ月~1歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成29年10月13日更新)