2020年07月27日

今週の注目される定点把握対象疾患
2020年第29週(7/13~7/19)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第29週
定点医療機関からの報告総数は402人(定点当たり11.9)で、前週比106%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患は、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とヘルパンギーナで、減少した主な疾患は特になかった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は139人(3.9)で、前週比109%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(1.8)の約2.1倍であった。延岡(15.5)、日南(7.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~4歳が全体の約半数を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は159人(4.4)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。
例年同時期の定点当たり平均値*(6.2)の約0.7倍であった。
小林(9.7)、日南(8.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約3割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2020年7月27日更新)