2019年12月20日

今週の注目される定点把握対象疾患
令和元年50週(12/9~12/15)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,489 人(定点当たり33.2)で、前週比145%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザとA群溶血性レンサ球菌咽頭炎及び感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱とヘルパンギーナであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【インフルエンザ】
報告数は873 人(14.8)で、前週比214%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(4.5)の約3.3 倍である。
都城(19.1)、延岡(18.3)、宮崎市(17.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では10 歳未満が全体の約6 割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は294 人(8.2)で、前週比123%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(16.8)の約0.5 倍である。
都城(18.8)、小林(11.0)、日南(10.3)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~5 歳が全体の約6 割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(令和元年12月20日更新)