2021年02月01日

今週の注目される定点把握対象疾患
2021年第3週(1/18~1/24)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第3週
定点医療機関からの報告総数は515人(定点当たり14.6)で、前週比128%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は水痘であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★

【RSウイルス感染症】
報告数は88人(2.4)で、前週比142%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.79)の約3.1倍であった。
日南(8.7)、高鍋(4.5)、都城(3.5)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~2歳が全体の約8割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は288人(8.0)で、前週比131%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(11.9)の約0.7倍であった。
高千穂(30.0)、延岡(11.5)、小林(11.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2021年1月29日更新)