2018年03月23日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年11週(3/12~3/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は1,143人(定点当たり32.3)で、前週比95%と減少した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はインフルエンザである。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【感染性胃腸炎】
報告数は451人(12.5)で、前週比91%と減少したが、例年同時期の定点当たり平均値*(11.7)の約1.1倍である。
日南(24.7)、小林(22.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~5歳が全体の約6割を占めている。

【咽頭結膜熱】
報告数は45人(1.3)で、前週比132%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.70)の約1.8倍である。
日南(3.0)、宮崎市(2.5)、中央(2.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1~3歳が全体の約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年3月23日更新)