2018年08月17日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成30年32週(8/6~8/12)

【定点把握の対象となる5類感染症】
定点医療機関からの報告総数は680人(定点当たり23.2)で、前週比99%とほぼ横ばいであった。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎及びヘルパンギーナで、減少した主な疾患は手足口病である。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【RSウイルス感染症】
報告数は139人(4.5)で、前週比145%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(0.96)の約4.7倍である。
延岡(13.8)、高鍋(5.5)保健所からの報告が多く、年齢群別では2歳以下が全体の約9割を占めている。

【ヘルパンギーナ】
報告数は65人(2.1)で、前週比138%と増加したが、例年同時期の定点当たり平均値*(3.5)の約0.6倍である。
日向(7.3)、延岡(6.0)保健所からの報告が多く、年齢群別では1~4歳が全体の約8割を占めている。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成30年8月17日更新)