2016年08月08日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・30週(7月25日~7月31日)


◎定点医療機関からの報告総数は681人(定点当たり21.8)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は水痘と伝染性紅斑であった。


★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【ヘルパンギーナ】
報告数は160人(4.4)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(5.3)の約0.8倍であった。日南(15.0)、都城(7.7)、高千穂(5.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約7割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
報告数は105人(2.9)で、前週比121%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.78)の約3.7倍であった。日向(11.3)、延岡(6.8)、小林(5.0)保健所からの報告が多く、年齢別では4~5歳が全体の約4割を占めた。


【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年8月8日更新)