2015年09月11日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・36週(8月31日~9月6日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数803人(定点当たり25.7)で、前週比93%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】
・報告数は94人(2.6)で、前週比91%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値※(3.8)の約0.7倍であった。年齢別では6ヶ月~1歳が全体の約7割を占めた。
※過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値。

【手足口病】
・報告数は212人(5.9)で、前週比74%と減少した。流行警報レベル(5.0)を超過している。例年同時期の定点当たり平均値※(3.0)の約2.0倍と多い。中央(13.0)、日南(9.0)、日向(8.5)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年9月11日更新)