2016年06月06日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成28年・21週(5月23日~5月29日)

・定点医療機関からの報告総数は797人(定点当たり26.3)で、前週比120%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘と手足口病で、減少した主な疾患はインフルエンザであった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
報告数は145人(4.0)で、前週比156%と大幅に増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.3)の約1.2倍であった。中央(16.0)、日南(10.3)保健所からの報告が多く、年齢別では4~5歳が全体の約4割を占めた。
【流行性耳下腺炎】
報告数は130人(3.6)で、前週比106%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.73)の約5.0倍であった。日向(14.5)、小林(10.3)、延岡(6.3)保健所からの報告が多かった。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成28年6月5日更新)