2015年08月14日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・31週(7月27日~8月2日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数1,241人(定点当たり36.7)で、前週比120%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と手足口病で、減少した主な疾患は感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【手足口病】
・報告数は706人(19.6)で、前週比136%と大幅に増加した。流行警報レベル開始基準値(5.0)を7週連続で超過した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.0)の約3.9倍と多い。宮崎市(26.1)、都城(23.3)、日南(22.0)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約7割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
・報告数は158人(4.4)で、前週比103%とほぼ横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(4.2)の約1.1倍であった。日南(14.3)、日向(9.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年8月14日更新)