2023年06月23日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第24週 (6/12~6/18)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第24週
・定点医療機関からの報告総数は1,751人(定点当たり40.3)で、前週比105%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症及び咽頭結膜熱で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【新型コロナウイルス感染症】
報告数は341人(5.9)で、前週比142%と増加した。
日向(10.2)、中央(9.5)、高鍋(7.7)保健所からの報告が多く、年齢群別は別グラフに示す。

【インフルエンザ】
報告数は473人(8.2)で、前週比125%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.06)の約128.8倍であった。
都城(21.1)、小林(18.0)、日南(14.4)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
報告数は362人(10.1)で、前週比94%と減少した。
例年同時期の定点当たり平均値*(0.56)の約17.9倍であった。
中央(18.0)、都城(13.8)、延岡(12.0)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から4歳が全体の約7割を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年6月22日更新)