2023年02月10日

今週の注目される定点把握対象疾患
2023年第5週 (1/30~2/5)

【定点把握の対象となる5類感染症】
第5週
・定点医療機関からの報告総数は1,826人(定点当たり38.4)で、前週比123%と増加した。
なお、前週に比べ増加した主な疾患はインフルエンザと感染性胃腸炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱であった。

★インフルエンザ・小児科定点からの報告★
【インフルエンザ】
報告数は1,273人(22.3)で、前週比136%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(24.6)の約0.9倍であった。
延岡(36.7)、都城(26.2)、日向(24.8)保健所からの報告が多く、年齢群別は5歳から9歳が全体の約4割を占めた。

【感染性胃腸炎】
報告数は488人(13.6)で、前週比111%と増加した。
例年同時期の定点当たり平均値*(10.7)の約1.3倍であった。
高千穂(27.0)、都城(22.5)、小林(17.3)保健所からの報告が多く、年齢群別は1歳から3歳が全体の約半数を占めた。

*過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(2023年2月10日更新)