2015年07月17日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・28週(7月6日~7月12日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数989人(定点当たり29.4)で、前週比91%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と伝染性紅斑と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【手足口病】
・報告数は320人(8.9)で、前週比105%とやや増加した。流行警報レベル開始基準値を4週連続で超過した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.8)の約1.5倍と多い。中央(21.0)、延岡(13.3)、小林(12.7)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。
【ヘルパンギーナ】
・報告数は151人(4.2)で、前週比88%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値※(6.4)の約0.7倍であった。日南(8.3)、日向(7.3)、延岡(6.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年7月17日更新)