2015年12月11日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・48週(11月23日~11月29日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は715人(定点当たり22.9)で、前週比85%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患は水痘と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】
・報告数は356人(9.9)で、前週比76%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(17.9)の約0.6倍であった。日南(21.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~3歳が全体の約4割を占めた。

【流行性耳下腺炎】
・報告数は51人(1.4)で、前週比146%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(1.0)の約1.4倍であった。小林(6.7)保健所からの報告が多く、年齢別では3~5歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年12月11日更新)