2015年11月20日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・46週(11月9日~11月15日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は815人(定点当たり25.2)で、前週比101%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と感染性胃腸炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性耳下腺炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
・報告数は104人(2.9)で、前週比133%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(1.7)の約1.7倍であった。年齢別では4~6歳が全体の約半数を占めた
※過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値。

【感染性胃腸炎】
・報告数は520人(14.4)で、前週比106%とやや増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(12.8)の約1.1倍であった。小林(25.7)、日南(24.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1~3歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年11月20日更新)