2015年10月15日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・40週(9月28日~10月4日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は666人(定点当たり25.8)で、前週比185%と大幅に増加した(前週祝日含む)。前週に比べ増加した主な疾患は流行性耳下腺炎と流行性角結膜炎で、減少した主な疾患はヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】
・報告数は293人(8.1)で、前週比190%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(5.7)の約1.4倍であった。年齢別では6カ月~4歳が全体の約6割を占めた。
※過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値。

【流行性耳下腺炎】
・報告数は36人(1.0)で、前週比327%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(1.1)の約0.9倍であった。小林(5.7)、延岡(3.3)保健所からの報告が多く、年齢別では5~7歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年10月16日更新)