2015年08月23日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・33週(8月10日~8月16日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数865人(定点当たり26.6)で、前週比76%と減少した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】
・報告数は48人(1.3)で、前週比145%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(0.93)の約1.4倍と多い。年齢別では1歳が全体の半数を占めた。

【手足口病】
・報告数は424人(11.8)で、前週比72%と減少した。流行警報レベル(5.0)を超過している。例年同時期の定点当たり平均値※(3.8)の約3.1倍と多い。宮崎市(15.8)、日南(12.7)、延岡(12.5)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
・報告数は110人(3.1)で、前週比83%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値※(2.8)の約1.1倍であった。日向(7.3)保健所からの報告が多く、年齢別では1歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年8月21日更新)