2015年07月24日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・29週(7月13日~7月19日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数988人(定点当たり30.6)で、前週比104%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患は咽頭結膜熱と手足口病で、減少した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎と流行性耳下腺炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【手足口病】
・報告数は415人(11.5)で、前週比130%と大幅に増加した。流行警報レベル開始基準値(5.0)を5週連続で超過した。例年同時期の定点当たり平均値*(5.6)の約2.1倍と多い。中央(22.0)、都城(14.8)、宮崎市(13.1)保健所からの報告が多く、年齢別は1~2歳が全体の約6割を占めた。

【ヘルパンギーナ】
・報告数は151人(4.2)で、前週比100%と横ばいであった。例年同時期の定点当たり平均値*(5.8)の約0.7倍であった。日南(11.0)、延岡・日向(各6.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~2歳が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年7月24日更新)