2015年06月05日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・22週(5月25日~5月31日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は915人(定点当たり27.3)で、前週比98%とほぼ横ばいであった。前週に比べ増加した主な疾患はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎で、減少した主な疾患は咽頭結膜熱と感染性胃腸炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎】
・報告数は149人(4.1)で、前週比120%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(3.1)の約1.4倍と多い。延岡(10.3)、日南(10.0)保健所からの報告が多く、年齢別では4~6歳が全体の約半数を占めた。
【感染性胃腸炎】
・報告数は443人(12.3)で、前週比90%と減少した。例年同時期の定点当たり平均値*(9.9)の約1.2倍と多い。小林(26.0)、中央(23.0)、日南(22.0)保健所からの報告が多く、年齢別では1~4歳が全体の約半数を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年6月5日更新)