2015年11月02日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・43週(10月19日~10月25日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数は792人(定点当たり26.6)で、前週比119%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患は感染性胃腸炎と伝染性紅斑と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性角結膜炎であった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【感染性胃腸炎】
・報告数は454人(12.6)で、前週比143%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(7.2)の約1.8倍であった。小林(38.7)保健所からの報告が多く、年齢別では1~4歳が全体の約半数を占めた。
※過去5年間の当該週、前週、後週(計15週)の平均値。

【流行性耳下腺炎】
・報告数は46人(1.3)で、前週比131%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(1.1)の約1.2倍であった。小林(5.7)、延岡(4.8)保健所からの報告が多く、年齢別では3~4歳が全体の約4割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年11月2日更新)