2015年08月28日

今週の注目される定点把握対象疾患  平成27年・34週(8月17日~8月23日)

定点把握の対象となる5類感染症
・定点医療機関からの報告総数887人(定点当たり27.8)で、前週比105%と増加した。前週に比べ増加した主な疾患はRSウイルス感染症と流行性耳下腺炎で、減少した主な疾患は手足口病とヘルパンギーナであった。

インフルエンザ・小児科定点からの報告
【RSウイルス感染症】
・報告数は72人(2.0)で、前週比150%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値※(1.7)の約1.2倍であった。年齢別では1歳が全体の半数を占めた。

【手足口病】
・報告数は370人(10.3)で、前週比87%と減少した。流行警報レベル(5.0)を超過している。例年同時期の定点当たり平均値※(3.4)の約3.0倍と多い。小林(18.0)、延岡(14.8)、日向(11.8)保健所からの報告が多く、年齢別は1歳以下が全体の約6割を占めた。

【宮崎県感染症情報センターより参照】
(平成27年8月28日更新)